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SiS(タングレスVer.)
ヘリサート電動挿入システム 商標登録済

タングレスインサートの挿入が誰でもミスなく
簡単にできるようになる電動挿入システム

SiS(タングレスVer.)を使えば、タングレスインサートを誰でもミスなく簡単に挿入できます。
タングレスインサート挿入工具+カウンター機能搭載の電動ドライバー+3軸方向に操作可能な垂直アームを組み合わせることにより、作業者の経験に頼らず誰でもミスなく簡単にできるようにしました。タングレスインサートをはじめ、ヘリサートやスプリュー、リコイルなどにもご使用いただけます。

製品概要

このようなお悩みはありませんか?

  • 01

    初心者には難しい…

  • 02

    少しでも斜めになると
    うまく挿入できない…

  • 03

    手動での挿入は
    時間がかかる…

  • 04

    タングレスインサートを
    入れ忘れてしまう…

そんなタングレスインサート挿入のお悩みを、SiS(タングレスVer.)が解決します!

ポイント1:タップ下穴の管理

ヘリサートゲージで下穴寸法を確認

タングレスインサートはタップで切られた溝に沿って挿入されていきます。
その為、下穴の寸法が狂っているとタングレスインサートが入らないなど不具合が起きる場合があります。
特にアルマイト処理等、ワークに表面処理を施している場合や樹脂ワークは注意が必要です。
タップ下穴がキツい場合には、オーバーサイズタップによる下穴加工が必要な場合もあります。

ゲージチェックのやり方

通常のめねじをチェックする要領でプラグゲージでゲージチェックを行ないます。
通りゲージが無理なく通り、止まりゲージが2回転を越えてねじ込まれなければ下穴寸法は合格しています。

ポイント2:挿入工具の垂直確保

ツールアームを使用する

タングレスインサートを挿入する際、ワークに対して挿入工具を垂直にアプローチする事が重要です。
ツールアームを使用する事で、容易に挿入工具の垂直を確保する事ができます。

SiS(タングレスVer.)の特長

1. 経験不要

垂直アームによって、傾くことなく垂直に下穴へアプローチができるようになりました。
従来は熟練の作業者が行なっていたタングレスインサート挿入作業が初心者の方でも容易に行なえます。

2. 作業時間の短縮

電動ドライバーを採用し、従来の手動挿入工具での挿入と比較して、大幅な作業時間の短縮が可能となりました。

3. 員数管理が可能

電動ドライバーにカウンター機能が搭載されているため、員数管理が可能となりました。
あらかじめ設定した数量になるとブザーが鳴り、作業完了をお知らせします。これによりタングレスインサートの入れ忘れを防ぎます。

4. 山飛び無し

挿入工具のマンドレルが案内ねじとなっており、1回転で1山(1ピッチ)だけ正確に進みます。
タングレスインサートをマンドレルの案内ねじと下穴のねじとで互いに支えあいながら挿入する為、挿入時の山飛び(ピッチ飛び)が起こりません。

5. スロースタート

電動ドライバーの回転数をレバーON時から徐々に上げていくことで、従来の電動工具では不安定になりがちなタングレスインサート1巻目の挿入を安定させます。

6. 安心・安全

挿入工具に樹脂カバーが付いているため、母材と接触した際に傷がつきません。
また、電動ドライバーが垂直アームで固定されているため、手首を巻き込まれるなど怪我のリスクを軽減します。

SiS(タングレスVer.)の使用方法

1. 挿入工具を電動ドライバーにセットします
  • タングレスインサートの挿入には、かならずサイズの合った専用の挿入工具を使用してください。
  • タングレスインサートの長さに合わせて挿入工具の位置決めをしてください。
  • タングレスインサートのサイズに合わせて電動ドライバーのトルク値を設定してください。
2. 挿入工具にタングレスインサートを取り付けます
  • 挿入工具の先端にタングレスインサートを時計回りに回しながらねじ込みます。
  • タングレスインサートが挿入工具先端の爪に引っかかるまでねじ込んでください。
3. 挿入工具をねじ穴に当て、電動ドライバーのスイッチレバーを握ります
  • 挿入工具先端がねじ穴に当たってからスイッチレバーを握ります。

  • 作業面は水平を保ってください。
4. 挿入工具が自動反転し戻ってきたら作業完了
  • 樹脂カバーが母材に当たると、挿入工具が自動で反転します。
  • 設定した秒数に達するとドライバーの回転が止まります。