コロナ禍以降の世界経済、半導体の供給状況、国際情勢など、依然として時代の先行きは不透明です。AIに代表される新規技術の発展も目覚ましく、今後、国家安全保障、政治経済の要となる半導体産業を中心として、これまでにない速さで市場が変化していくと思われます。
そんな中で私たちが目指しているのは、ただ製品を提供するだけではなく、お客様が直面している課題を解決し、新たな価値を提供すること。そしてさまざまな人が互いを尊重し、違いを受け入れ、ともに力を合わせて発展していく未来です。
「お客様の『困った』を解決する」――その取り組みを「Dr.シンパイナッシー」と名付けて2020年より本格始動し、今ではそれがナッシーシリーズやSiS(ヘリサート電動挿入システム)シリーズなどの自社オリジナル製品のリリースに結実しています。
その中でもSiS-AUTOは挿入作業を自動化することで、安全性向上やコストカットはもちろん、海外人材や障がい者の雇用促進といった経営面での課題解決にも寄与でき、まさに私たちの目指す多様性を尊重した働き方にも結びつくと考えています。このように、現場を超えてお客様の経営に資する付加価値を生み出し続けていくことが、お客様の幸福に、ひいては三友精機の社員たちの幸福にもつながっていくと信じています。
お客様にとっての「なくてはならない存在」になるために、三友精機はこれからもシンカを続けて参ります。
